釣りをしない方でも知っている東京湾を代表する魚であるハゼ。今回は、江戸川河口でのマハゼのルアー釣りを紹介させて頂きます。
ハゼを知る
日本では、北海道から九州まで棲息しています。意外と広い地域に棲息しているんですね。最近では、船のバラスト水(大型船がバランスを取るために海水を船に入れています)と一緒にアメリカ大陸やオーストラリア大陸にも生息域を広げています。生命力の強い魚ですね。
汽水域の砂泥底で生活しています。釣りのシーズンとしては、7月から10月です。その年に生まれたマハゼが大きくなって秋になると15センチ程度に成長します。
冬の間は、水深の深い場所に移動してしまうので投げ釣りでないとマハゼを釣るのが難しくなります。冬のマハゼ釣りも良いポイントに当たると大型マハゼが釣れたりして面白いです。
大型に成長したマハゼは、春に浅場に戻ってきて産卵しますが、オスは穴を掘った巣の中で卵を守ります。マハゼは1年魚なので産卵後にその生涯を終えます。
ハゼ釣りのポイント
東西線の原木中山駅から西に15分程度歩くと江戸川土手に到着します。見晴らしの良い土手から江戸川を眺めています。
船着場の回りは、船の出入りがあり、波が高くきたりしますので避けましょう。
ポイントはこんな感じの場所です。最盛期は、餌釣りの方も沢山います。
ハゼのルアー釣りでは広範囲に探って行くので1箇所に拘らずに空いているポイントをガンガン攻めて行きましょう。
水の中はこのような感じで砂泥に牡蠣殻が混じっています。牡蠣殻が根がかりの原因になりますので少ない場所が釣りやすいです
ハゼクラで使うルアーについて
定番の小型のクランクベイトルアーを用意してください。8月にもなると釣具屋さんで専門コーナーにハゼクランクを売っているお店もあります。探してみてください。
反応の良いカラーは、赤金、黒金のキラキラしているルアーが釣りやすいです。
フックのチューンについて
市販品でのハゼルアーのフックを変更します。餌釣りに使う赤い針を用意下さい。
スプリットリングにハリス止めのついたサルカンを付けます。こうすると簡単にハリス付きの赤ハゼ針がセットできます。
ルアーでの釣り方
写真のように潮が引いている干潮の時間から始めるのが良いです。ハゼは満潮と一緒に浅場にきます。ルアーを引いてくるとその後ろにハゼがついてくるのが見えるので楽しいです。
水の中に入って釣りをするのが気持ちいい。
牡蠣殻が多い場所なのでしっかり足を覆える靴を履いて釣りしてください。泥で足が埋まるかもしれませんから、ライフジャケットも用意も大事ですね。
水中でのルアーの動きです。クランクルアーを使用することでリップが底に当たって根掛かりを回避できます。
また、フックをハリス付きに変更したことでフックが根掛かりした場合には、大事なルアーだけは回収できます。
キャスト後、竿を真っすぐ正面にやや上げ気味に構え、ゆっくりルアーを巻いてきます。ルアーが底に当たるか当たらないかのスピードです。違和感があった場合は、巻くのを止めてください。クランクルアーはフローティングなので根掛かりする前に浮き上がりますから、嫌な根掛かりを回避できます。
マハゼは可愛いですね。好奇心旺盛な魚なのでルアーにもアタックしてきます。
ルアー操作に慣れくれば、シンキングルアーでも釣れます。色々なルアーで釣りするのは楽しいですね。
ハゼと言えば天ぷら!釣りたてのマハゼをその場で揚げてみました。
秋の空にススキと天ぷらハゼ
是非是非、ハゼルアーにチャレンジしてください。
釣れねぇ~
と思ったら、針にミミズやゴカイをちょこっと付け足してみてください。
めちゃめちゃ釣れますwww
最後までご覧いただきありがとうございました。