毎年、冬になると釣りのターゲットが少なくなりますね。
コロナで海外釣行が制限されてしまうと益々、釣りものが無くなってしまう。
そんな中でも熱いターゲットをご紹介します。
都会で気軽に大物とファイトできるハクレン釣り。
楽しいですよ。
ハクレンについて
中国原産の淡水魚でレンギョとも呼ばれています。
食用として持ち込まれましたが、日本で普及はしませんでした。
本場の中国では蒸し物、から揚げ、スープにして食べられているようです。特に荒川のハクレンに関しては、臭い匂いが強いので食用には適さないです。
また、6月から7月の産卵期に利根川でみられる集団での産卵行動による大ジャンプは時にニュースで取り上げられたりします。
数年前までは、この時期にハクレンも禁漁期間が設けられたりしていましたが、現在はなくなっています。
ハクレン釣り場・ポイントへ
私は電車移動なので、都営三田線で西高島平駅から徒歩でポイントまで向かいます。
笹目橋を渡って、途中のコンビニに立ち寄っても30分位で目的地の荒川温排水につけると思います。
ハクレン釣りの準備
ポイントに着いたら早速、練り餌の準備をしましょう。
使う練り餌は、ズバリ!!
マルキューのマッシュポテト徳用です。
バラけるのが早かったり、練り込みと餌付けがやりにくい場合は、粘りの強いマッシュダンゴをブレンドすると使いやすくなると思います。
初めはしっかり計量カップを使用して、袋に書いてあるように練り餌を作ってください。
針は鯉に使用する大き目のものを使用します。
リリース前提の釣りなので、カエシは潰します。
ハリスは、2~3号を30cm。
私は、1本針で釣りしますが、2本針の段差仕掛けもアタリが少ない時には有効です。
リールと道糸ですが、普段使用している1500~2500番台のリールにPE2号リーダーライン3号が安心できます。
釣竿ですが、ミディアムクラス3メートル位のシーバスロッドが良いです。
ハクレン(レンギョ)の釣り方
仲間と行くときは、離れずに釣り場を設けます。マッシュポテトでハクレンを寄せますので、密集していた方が練り餌の効果が強まります。
それぞれウキの棚を変えたり、投げる距離を変えたりすれば、ハクレンのアタリが多くなりますね。
マッシュポテトはピンポン玉より少し小さい位の大きさで針に付けてください。
ハクレン釣りで大事なのが、ウキです!!!
最初、私は安い300円程度で売っているウキを使用していましたが、直ぐに壊れるので辞めました。アワセを強く大きくしますし、何よりハクレンの引きがもの凄いのでバルサ材のウキは壊れやすくなります。
1000円程度でボディがしっかりしているウキがお勧めです。
大きなハクレンですが、アタリは繊細です。
ウキの1メモリの勝負(^O^)/です。普通にウキが消し込むようなアタリは1日1回位しかありません。
ウキが横に動いたり、ウキの周りに泡が出たりしたら、ハクレンが近くに集まっていますから集中しましょう。
強いロッドを使用していますが、大きなハクレンの引きは強烈です。
しっかり、ドラグを調整して竿を立ててファイトしましょう。
最後まで気を引き締めてファイトしてください。
タモ入れも慎重にしましょう。ハクレンの頭から掬います。
ハクレン(レンギョ)顔
ハクレン(レンギョ)の大きな口です。歯はありません。
大きな口で植物性のプランクトンを食べています。餌にするマッシュポテトをパクパク食べますが、こんなに大口なのに釣りのアタリが小さいのが不思議ですね。
ハクレンの顔です。可愛いですね。
顔のバランスで目が下の方にあるのが、特徴的です。
ハクレンの身体はヌルヌルの粘膜で覆われています。ハクレンの身体を守っている粘膜です。撮影時はビニールシートを敷いて水をかけて魚体をフォローしてください。
素早く撮影したらリリースしましょう。ビニールシートの両端を仲間と持って丁寧に水の中へリリース
大きな身体に似合わない、繊細なウキ釣りが楽しいです。
都内で気軽にできる大物釣り。中には1メートルを超えるハクレンもいます。
是非、チャレンジしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。